新スポンサーENEOSがWBSC最新野球ランキングを提供

• 2017年ワールドカップ、ベースボールクラシックなどで勝利を飾り、アメリカが首位日本とのポイント差を縮める
• オーストラリアは自国最高記録7位にランクイン
• ヨーロッパのセルビアが飛躍的にランクアップ

【スイス・ローザンヌ】世界ソフトボール野球連盟は19日WBSC野球世界ランキングの最新版の発表とともに、この公式WBSC野球ソフトボール世界ランキングが新たなスポンサーにより提供されることを発表した

WBSCは東京に本社を置く日本石油関連最大手の JXTGエネルルギー株式会社 と新たな提携を結び、同社の石油ブランドENEOSが公式WBSC野球ソフトボール世界ランキングのスポンサーとなった。WBSCの公式サイトのランキングのページ(www.wbsc.org/rankings) やソーシャルメディア関連、発表などには今後、ENEOSのロゴが入りラインキングの名称もWBSCのリッカルド・フラッカーリ会長は「ENEOSとのすばらしい提携により、WBSCは、スポンサーつきのランキングを持つ数少ない国際競技連盟の一つになりました。これで野球ソフトボール競技、WBSCベースボールワールドカップ、ソフトボール世界選手権、そのほかWBSC承認大会などランキングに関連するすべての大会の価値や付加価値はあがり、大会の地位も上がるでしょう。」とコメントしさらに「WBSC世界ランキングは世界140を超える国や地域のWBSC会員やファンが常に注目をしているものです。今回の提携はWBSCへの評価が上がるだけでなく、ENEOSにとってもブランド露出の最良の機会となると思います。」

ENEOS 提供WBSC野球世界ランキングは、U12からトップチームまでWBSCが承認する国際大会の成績結果をもとにポイントを算出し、その国の全体的な野球国力を図るもの。ランキングの算出は4年間分のWBSC承認国際試合から算出しておりその数は約1000に上る。

ENEOS 提供WBSC野球世界ランキングの最新順位には、今年度のU-12 およびU-18 ベースボールワールドカップ、 昨年開催したU-15、 U-23 ワールドカップ、ヨーロッパ野球選手権大会Bレベル 、U-15 パンアメリカン野球選手権大会、FISU台湾2017年夏季ユニバーシアードの結果などが含まれている。

ENEOS 提供WBSC野球世界ランキングは、アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、南アメリカ、オセアニアの5大陸が上位10チームにランクインされている唯一のチーム競技世界ランキングである。

2位のアメリカがポイントアップで1位の日本に迫る

アメリカは U-12、 U-18で優勝、 U-15 パンアメリカン選手権大会でも優勝してU-15 ベースボールワールドカップ 2018 への進出を獲得したため、首位日本との321点から184点へと点差を縮めた。

U-18 ベースボールワールドカップで5位に終わったオーストラリアはベネズエラを追い越し自国最高記録の7位にランクインした。ベネズエラは9位にランクダウンした。

オランダはU-18 ベースボールワールドカップで7位、U-23 ヨーロッパ野球選手権大会優勝、U-15ヨーロッパ世界選手権2位を果たし、ヨーロッパ勢トップでランクインの8位となった。U-15準優勝とU-23優勝で、来年開催のワールドカップへの出場もきまった。

U-18 ベースボールワールドカップ10位だったニカラグアは前回の14位から13位にランクアップ、15位はチェコ、15位はパナマとなった。

飛躍的ランクアップ

ENEOS提供WBSC野球世界ランキングで今回で最も大きな成長を示したのはセルビアだ。ヨーロッパBレベル選手権で4位を獲得し、前回より8ランクアップして43位となった。

これから開催される 2017 WBSC-承認大会

1. U-10 パンアメリカン野球選手権大会　9月28日～10月8日 in メキシコ (ポイント付与なし)
2. アジア野球選手権大会/U-23 ベースボールワールドカップ 2018 アジア予選　10月2日～8日　 in 台湾
3. 中央アメリカ・カリブ海競技大会 2018 予選　10月27日～11月2日　 in ドミニカ共和カ国
4. U-15 アジア野球選手権大会/U-15 ベースボールワールドカップ 2018 アジア予選11月1日～5日　 in 静岡
5. 中央アメリカ大会12月3日～17日　 in ニカラグア

中央アメリカ大会終了後2017年最後のランキングが発表される。

WBSC各大会の現野球王者:

• U-12: アメリカ
• U-15: キューバ
• U-18: アメリカ
• U-23: 日本
• ワールドベースボールクラシック: アメリカ
• プレミア12:韓国